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空気中の浮遊粉塵を集めるタスクを「エクストラクション」と称します。浮遊粉塵は非常に軽く、自ら飛散します。
浮遊粉塵のエクストラクションのためには、柔軟なアームまたは密閉ハウジングに固定接続したサクションフード(suction hoods - 吸引ひさし)を使用します。
手動で粉体添加物をチャージする時のような小空気量のダストアプリケーションに対しても多空気量用の産業用バキュームにも使用できます(これはバキューム清掃機としても使用可能です)。
とはいえ、想定以上の多量の空気量が必要な場合がほとんどです。多量の空気量、例えば1000 cbm/時 以上16000 cbm/時 まで、ダストエクストラクター(dust extractor) が使用できます。
空気量の範囲が1500 cv60 cbm/時 と16000 cbm/時 の場合、必要な差圧は40 mbarのみ。もし長尺パイプが必要な場合は、別の最大差圧120 mbarのドライブが必要です。
多空気量のアプリケーションに重要なのは、ダスト量に対しフィルターサイズが適切であることです。自動フィルタークリーニング付分離フィルターユニット(split filter units)で、分散型かつパイプが少ないほど、性能、操作性、親和性、操業コスト面で、多吸引ポイントの中央集中式ユニットよりも常に優れています。