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稼働型か独立型集塵機かパイプに接続するタイプか、数カ所の吸引/エクストラクション・ポイントのあるタイプを選ぶかは、以下のような多くの要素を把握しなければなりません:
以下の役に立つ情報もお読みで下さい。
可動型と独立型のExtractor - エクストラクター、Deduster - ディダスターとVacuum - バキュームは使用が柔軟性に富み、他の場所への移動も可能です。
これらの機械の性能が高い理由は、1つか2つだけの吸引ホースに接続され、ダスト源までの距離が普通3 から 15mであること。また始動/停止の自動切り替えが あると、エネルギー消費は極めて低くなることです。
それ故、空気量の損失は少なく比較的小さいモーターと吸引ドライブでも非常に高効率です。その他の特徴としては、フィルター効率が良いこと: 可動型バキュームで比較的小さなフィルター使用、またエクストラクターは手動でも自動でもかなり効率よく清掃が可能です。
以下、全ての微粒ダストと超微粒ダストに関して重要な点です。
欠点としては、集塵能力が低いことですが、Preseparator - プレセパレーターまたは silo vacuum - サイロ式バキュームを使用することにより、200 l まで集塵能力を高めることができます。
Central system - 中央集中式システムは、よりパワーのある吸引ドライブが必要で、継続的に作動させることが多いです(エネルギー消費量を多くします)。しかしフィルター箇所ではホースとパイプラインによって、より多くの吸引ポイントに接続することができます。
ともかく、システム全体が非常に良く設計されることが大切です。
例えば、suction port - 吸引ポートは既存のパイピングシステムとパイプセクションには追加できないため、特別のバキュームシステムの設計ルールに基づき、設計がされなければなりません。
パイプ内の空気速度は最低25m/秒を維持せねばなりません。これはパイピングシステムの熟練の設計士のみがこなせる技で、吸引ドライブの性能を勘案し、正確に計算がなされます。
優秀なパイピング技術で設計・組み立てがなされても、いずれはパイプセクションを取外し、清掃せねばならないことを考慮に入れなければなりません。
可動式バキュームのサービスとフィルター交換は時間がかからず容易です。
パイプ内に堆積するダストは、吸引の妨害をし、堆積が層を成すに連れて吸引に問題を生じ、当初の設計の性能が遂行できなくなります。最悪の場合、装置全体に支障をきたすことになりかねません。
フィルター清掃はフィルター・ハウジングが大きければ大きいほど、一層難しくなり、大きなフィルターの交換は、危険かつ時間のかかるものになります。
中央集中式バキュームシステムではフィルター交換や点検、パイプラインの清掃といったサービスが定期的に必要になります。
RUWAC が奨励するのは中央集中式集中式と可動型ユニットの中間の方法です。
これらは所謂、分散型のソルーションであり、 3 から10の 吸引ポイントに接続可能な最長約30mのパイプ付きの装置になります。
もちろん例外もあり、更に大きなものになる可能性もあります。
しかしながら、ダストを詰め込む分散型システムと、工場の遠く離れた場所にも届く可動型バキュームの組み合わせが、両方(中央集中式と可動型)のシステムのメリットを併せ持った良策であると言えます。