“我々の工場にはダストが多い”
“我々の集塵 システム (dust collectio system)はうまく機能しない”
“ダスト汚染(dust contamination)のせいで我々の製品には不良品が多い”
読者の皆様はこういう話をよく聞かれますか?
このような発言は、お客様方が弊社に初めてコンタクトして助けを求られる時によくおっしゃられることです。
もしお客様が同じ様な経験をお持ちで、今お使いの集塵機 (dust collector)とバキューム (vacuum) が期待通りに機能してないということであれば、そこには大きなチャンスがあると言えます。
集塵プロジェクトが不成功に終わるのは、ひとえにプランニングが十分になされていないことによります。
適切なプランニングなしに機械を購入するのは、大抵機械が安価で魅力的だから、という理由によるものですが、結果的にコスト高で重大な危険に繋がることもあります。(火災、ダスト爆発や微粒ダストへの従業員の被曝など)
単純に作られたバキュームは当初はうまく稼働するものもあるかもしれませんが、長期的には維持費、頻繁な交換、低効率といったことから頭初の安価というメリットがすぐに失われてしまします。
集塵機にせよ産業用バキュームにせよ、その性能は吸引ポイントでの空気量とmbar(大気圧の単位) によって測定されます。
ご所有の集塵システムを徹底的に検査し、空気量のデータを記録するべきです。
集塵機のエンジンパワーやrpm(回転数/毎分)は単なる性能を表示する数値で、実際の値を得ることはできません。
この様な値は吸引ポイントで測定しなければなりません。
空気中の有害ダストによるWE(職場被曝)も測定、記録しなければなりません。
御社の工場環境に適用される現地並びに国際的な標準と規則は、調査して文書化されなくてはなりません。
そのためには初めにある程度の知識を身につけておくことが必要です。
そのためには初めにある程度の知識を身につけておくことが必要です。
WELとは何か? (Work Exposure Limits = 職場被爆限界)
如何にして測定するか? 自分の職場ではどの物質にこの限界が適用されるか?
ATEX とは何か?ATEX zoneのプランはどのように立てるか?
如何にして微粒子サイズ、密度、特性、最小発火エネルギーや MIE, ST classに関する的確な情報が得られるか?
お問い合わせの前に、まず多くのデータを集める必要があります。
それは吸引媒体(suction media ) 、稼働環境、ATEX ゾーン、アプリケーションのカテゴリー、能力等々、の情報です。
データが収集されたならば、最も重要な情報を作成するために専門家の知識が必要になります。
吸引ポンイント(suction point) での必要な性能: mbar cbm(作業ポイント)
プランニングは集塵プロジェクトの第一歩であり、お客様の責任でなされなければなりません。
完全で正確なデータに対してのみ、ワーキング・ソリューションがご提供できます。